
「TWICE」再契約後新曲発表


TWICE新曲「Talk that Talk」のジャケット
2015年にデビューし、7年間活動をつづけたTWICEが、一人の脱退もなく再契約に成功しました。(みんなは5年再契約なの、ツウィだけが3年再契約、別の記事で言いますが、ツウィは3年後にTWICE脱退します。)再契約成功後、8月9日にSNS公式アカウントにてTWICEの11番目シングルアルバム「BETWEEN1&2」のMVを公開しました。SF映画のようなCGとサウンドをトレンドに合わせ、9人のメンバーがパワフルーに振る舞うダンスが特徴のアルバムです。映像の節々に意味深い数字や暗号、イメージなどを表し、アルバム名「BETWEEN1&2」とつながりがありそうな雰囲気を出すことで、ファンの好奇心を刺激しています。
「TWICE」アメリカコンサート成功


「TWICE」のLAコンサートポスター
2022年5月14日にアメリカLAで行われたTWICEのコンサートが2万2000席全部売り切りになり、アメリカでのTWICEの人気が確かめられました。BTSやPSYなどでKPOPが非アジア圏にも知らされ、人気を得ている背景の下で今回のコンサートも成功しました。「TWICE」は全米ツアーで20万人の観客を記録するほど、素晴らしい成果を得ました。


「TWICE]のLAコンサート様子
「TWICE」JYPが過去失敗したアメリカ進出
Wonder Girlsの大人気


「Wonder Girls」デビュー写真
2007年2月10日デビュー
デビュー当時は、どこに行っても目立つ性格の「ヒョナ」と「ソヒ」、歌唱力が高い「イェウン」、認知度が低い「ソンミ」のメンバー構成で各々が特徴のあるチームでした。
デビューと同時に、曲「Tell me」→「So hot」→「Nobody」でつながる全盛期を謳歌していました。(「Tell me」は韓国の10代~30代なら全員踊れる。僕も踊れます。)


「So hot」アルバムジャケット
同年7月にデビューした少女時代とライバル構図(KARAも人気だったが、二チームよりは1ランク下だった)歌番組やアルバムチャートで戦っていた。いつも少女時代より少し人気度が高かったWonder girlsだった。所属会社JYPは、韓国構内での人気を背景に急遽アメリカ進出を宣言する。
Wonder Girlsのアメリカ進出


JYPのSNS写真
- 背景
JYPを含む韓国の大手エンターテインメント会社は、韓国を超え、アジア活動で多くの収益を得ていました。しかし、その収益は限界を迎えて新しい市場を開拓する必要性が高まりました。アメリカの市場は、世界1位の音楽市場で、韓国と比べ物にならないとても多き市場です。
2007年から激しくなったアイドルグループの競争の中、Wonder Girlsは突然アメリカ進出を発表します。JYPにとっても、アメリカ進出は利益はもちろん、企業のイメージとしてもとてもいいと思たのでしょう。韓国で短期間で人気を得たWonder Girlsならアメリカでもうまくいけると思い、進出を強行します。
- 進出最初
進出当初、アメリカ人気バンド「ジョナス ブラザーズ」のコンサートオープニング舞台に出始め、徐々に知名度を上げていきました。すると、間もなくビルボードチャートホット100位の中で76位を記録!
しかし、それっきりであとは記録を残すところか、人気もないままアメリカ進出を諦めます。
Wonder Girlsの失敗・解散


アメリカ進出時の写真
- 原因①:音楽市場の構図に対する誤算
JYPはアメリカ音楽市場の構図をきちんと理解せず、進出を強行しました。Wonder Girlsがアメリカに進出する時、ターゲット層を10代前半(8歳~14歳)でした。確かに、韓国ではこの層が市場の25%を消費しますが、アメリカでは20~30代が55%を消費し、ターゲットにした層の消費はほとんどない点です。
- 原因②:米マネジメント社と提携解除
進出当初、CAAというアメリカのメージャーなマネジメント会社と提携を結び、進出をいようとしましたが、これを解除して独自で進出をしました。アメリカの音楽市場は週数のメージャーマネジメント社が音楽市場の80%シェアを示すだけではなく、音盤の流通と配給・放送出演・コンサート・広告など全般を扱うので、このマネジメント社のサポートなしでは成功できない環境というのを知らなかったです。
(この原因を隣で見て改善し、アメリカに進出成功したのがBTS)
結果、メンバーが一人ずつ脱退し、2017年にはチーム解散に至りました。
「TWICE」再びアメリカ進出するのか
- 「TWICE」のアメリカ進出
今回の全米コンサートツアーで20万人の観客を記録するほど、すごい成果を手に入れたころから彼女たちのアメリカでの人気は確認できました。しかし、だからと言ってアメリカで番組に出演したり、アメリカだけのアルバム発売することはないようです。韓国向けで出す音楽をそのままアメリカに持ち込む作戦で進出をし続けるとのことです。
- JYPのアメリカ進出
3世代アイドルをアメリカで育成して進出するとのことです。
1世代KPOPアイドルは、韓国人メンバーが現地に合わせた活動を行う。(例、東方神起が日本で日本語アルバムを出しながら日本語で活動する。)


5人組東方神起
2世代は海外から韓国着てオーディションに受かった後、その人の母国進出として活動させる。(例、Blackpinkの「リサ」のように、タイからオーディション受けに韓国着て受かった。その後タイで活動するときに「リサ」を表に活動する)


M・A・Cのモデル撮影のリサ
3世代は現地でオーディションを行い、KPOPアイドル育成方法の下で現地活動を行う(例、NiziUがその例)


NiziUのアルバムジャケット
このように、3世代アイドルのような発掘し方や育成し方をアメリカで行うことを明らかにしました。アメリカの大手マネジメント社と連携して(過去の失敗をきちんと生かしている。)アメリカ現地のKPOPオーディションを行う予定だそうです。
まとめ


ビルボードに名を残したKPOPグループ達
過去、アメリカ進出で失敗したKPOP歌手たちは多くありましたが、PSYやBTS、Blackpinkのブームのお陰で、アメリカでのKPOPアイドル認知度もかなり高くなりました。その中、KPOPが人気を得続けるために新しい方法で人材を発掘し、市場を開拓する必要があります。JYPはその必要性の下で開拓を行う予定です。日本のNiziuのようにアメリカでも成功したアイドルチームができることを願っています。





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