「応答せよ1988」人物紹介

ドラマ「応答せよ1988」人物相関図
ドクソンの家
お父さん:ソン・ドンイル

ドラマ「応答せよ1988」お父さん
主人公のドクソンのお父さんで職業は銀行員です。
ハンイル銀行の晩年係長。
誠実に仕事をするにもかかわらず、友達の借金の保証人として返済背負ってしまい、給料が少なくて半地下に住む。家族のことを大切にし、愛を感じられるお父さん。
ボラの一人暮らしのため家を出る時に、旅費と非常薬などを渡す姿を見て涙を流す全国の娘息子たちが多かったと。
お母さん:イ・イルファ

ドラマ「応答せよ1988」お母さん
専業主婦であり、物惜しみがない性格です。
そんな性格で、一度料理をすると我が家だけではなく、近所の家までパーティができるほど量の調節ができない。(応答せよシリーズ全般同じ性格)
子育てにお金がかかるのにもかかわらず、給料も少ない夫が憎くても愛している。
姉:ソン・ボラ

ドラマ「応答せよ1988」姉
ドクソンの姉であり、長女。ソウル大学数学教育科2年生在学中。
親の自慢の娘をたてに、したいことはしなきゃ気がすまない性格。怒ると相当やばい。ドラマ終盤にかけて人物の性格が変わっていくのがはっきり見えるので、面白い。
主人公:ソン・ドクソン

ドラマ「応答せよ1988」主人公・ドクソン
サンムン女子高2年生、姉と弟に譲ることが多くて寂しい思いをする次女。勉強はできないが、本人は成績なんか気にしない。育つにつれ美人になる設定の主人公。
愉快で前向きな性格がこのドラマの面白さ出す。
弟:ソン・ノウル

ドラマ「応答せよ1988」弟
サンムン高1年生の男の子。末っ子にも関わらず老けて見えるのが特徴。末っ子なので、親からはかわいがられるけど、お姉さんたちは怖いので小心者とも見えます。
心は優しく、周りに迷惑をかけることはない人物です。
ジョンファンの家
ジョンファンの父:キム・ソンギュン

ドラマ「応答せよ1988」キム・ソンギュン
ドクソンの家が住む家の大家で、いきなり息子が宝くじに当たって成金になった人。昔貧乏だったころの生活が続いているので、お金持ちでもケチに見える。
家族が4人なのに、本当にみかんを4つしか買ってこないシーンでその性格が見られる。
ジョンファンの母:ラ・ミラン

ドラマ「応答せよ1988」ラ・ミラン
すがすがしくて、過激にも見えるけど感情豊かな専業主婦。小心者のソンギュンを憎いと思うところもあるが、年下の夫の面倒を見るやさしさがある。
ヒョウ柄好きで、町ではチーターおばさんと言われます。
ドクソンの幼馴染①:キム・ジョンファン

ドラマ「応答せよ1988」キム・ジョンファン
ドクソンの幼馴染の一人でサンムン高2年生。不満も多く、性格が難しい面がある思春期の高校生。
終盤にかけて主人公のドクソンを置いてチェ・テクと競争し、最後に誰がドクソンの旦那になるのかを当ててみることがこのドラマの面白味!
ジョンファンの兄:キム・ジョンボン

ドラマ「応答せよ1988」キム・ジョンボン
大学受験を7年間やり続けた(ずっとサボってる。)キム・ソンギュンの長男です。社会性は劣るように見えますが、好きなものや興味あるものにはものすごい集中力と知識が多く持っているのが魅力的。
個人的にはこの人物が人生を楽しんでるんじゃないかなと思います。
テクの家
テクの父:チェ・ムソン

ドラマ「応答せよ1988」チェ・ムソン
息子と上京し、一人で貴金属屋を運営して息子「テク」を育てたテクのお父さん。
無口で一見、クマのように見えるが、力強く運動神経もいい。毎朝、町の道を掃除するまじめな人。
ドクソンの幼馴染②:チェ・テク

ドラマ「応答せよ1988」チェ・テク
チェ・ムソンの一人息子で、ドクソンの幼馴染の一人で天才囲碁技士。韓国では国宝級の囲碁技士である。
終盤にかけて主人公のドクソンを置いてジョンファンと競争し、最後に誰がドクソンの旦那になるのかを当ててみることがこのドラマの面白味!
ソヌの家
ソヌの母:キム・ソニョン

ドラマ「応答せよ1988」キム・ソンヨン
町のおばさんたちの中では一番年下で、みんなから見守られている人物です。
キョンサンド方言が強いのが特徴で、涙もろい・愛嬌が多い人物です。
夫を亡くし、一人で二人の子供を育てている強い母です。
ドクソンの幼馴染③:ソン・ソヌ

ドラマ「応答せよ1988」ソン・ソヌ
ドクソンの幼馴染の中では大人しい性格です。サンムン高2年生で、生徒会長でありながら、成績もNo.1。町のおばさんたちからはうちの息子であってほしい!とかうちの婿になってほしいとかのコメントが多い。
ジェントルで母思いが深い親孝行息子。
ドラマではドクソンの初恋ですが、ボラとつながるところのエピソードがとても面白いです。
ソヌの妹:ソン・ジンジュ

ドラマ「応答せよ1988」ソン・ジンジュ
ジンジュは、ソニョンの娘です。町のみんなから愛されることも。まだ幼いので、すべてが面白く、新しく感じる。
生まれてすぐお父さんが亡くなり、お父さんの記憶はないが、お兄さんのことは一番好きな妹です。
ドンリョンの家

ドラマ「応答せよ1988」リュ・ジェミョン
サンムン高の学生指導先生であり、ドクソンの幼馴染④に当たる「リュ・ドンリョン」の父です。熱い性格を持ち、怖い先生ですが、ドラマの終盤にかけては子供思いの普通のお父さんってのが伝わります。
ドクソンの幼馴染④:リュ・ドンリョン

ドラマ「応答せよ1988」リュ・ジェミョン
涙もろくなりがちなこのドラマにお笑い要素を忘れさせない人物。ストーリーがなかなか進まず、各人物が悩んでいる時に潤滑油のようにうまく進ませてくれるようにアドバイスしてくれる。
父が学校の先生にもかかわらず、模範どころか勉強嫌い・遊び大好き・踊り大好きな高校生。
「応答せよ1988」紹介
「熱くて純粋だったから懐かしいあの時代。聞こえるか。聞こえたら応答せよ。私の88年度、私の青春!」
という言葉から始まるドラマ。
アイドル1世代のファンを思い描く「応答せよ1997」、バスケブームを背景に大学生を描いた「応答せよ1994」の続編である「応答せよ1988」として
2010年代で中年いなる世代が思い出す青春を描いた話です。現在の主人公の旦那は、主人公の青春の中で誰だろうと当てるのが視聴者からは一番面白かったと思われるドラマです。
私個人的には、韓国人の雰囲気と情が感じられます。私も自分は親からたくさん愛をもらってきたと思っている一人として、このドラマでは親の犠牲で子供が育ったと感じられます。そのあたりで涙が出るシーンも多かったと思います。
「応答せよ1988」ドラマ背景 1988年の韓国
韓国で人口が多いと言われる1971年生がちょうど高校2年生になるのが1988年。このドラマの主人公たちもちょうどその年齢だ。
史上最大の行事であるオリンピックが開かれ、
経済的には「3低好況」と言われる状況だった。
- 原油価格が低い:オイルショック後の原油価格が低くなって、資材を輸入して完成品を輸出する経済にとっては好状況(1981年:35.5ドル/1バレル~1988年:14.7ドル/1バレル)
- 低金利:不動産投資や設備投資、家計に回せられる借金を借りやすくなるので、家計や企業にとっても好状況(それでも年利14%です。)
- 低ドル:プラザ合意により円高になることで、韓国産の輸出物量が増加した。(プラザ合意で日本がバブル崩壊し、アジア諸国に対する円回収が起き、のちに金融危機に加担する。)
今は、金融危機以後、貧富の格差の拡大と喪失感を感じ続けている状況と思います。しかし、1988年はみんなが「頑張れば大金持ちになれる」という希望を感じれる人が多かったのが実際の背景です。
それを背景にした生活像を映しているドラマ「応答せよ1988」を見ると昔の韓国を味わえると思います。
コメント