韓国ドラマと言えば、財閥の人と関わって、人生が急に変わろうと思いきや大変な逆境に直面し、愛で乗り越えるような話をよく思い浮かびます。
これから紹介するドラマは、そんな韓国ドラマとしてありふれた話ではなく、我々極普通のありふれた人生の話を描いたドラマです。
私たちのブルースは20話構成で人物と人物間のストーリーで8つのストーリーがあります。今回の記事では、8つのストーリーの中から心に響いた4つをストーリーを紹介します。
ストーリー

ドラマ「私たちのブルース」人物相関図
ヨンジュとヒョン

パン・ヨンジュ役の俳優ノ・ユンソさん
ヨンジュは
済州島生まれで、自分のことを知りすぎている人だらけのこの町がうんざりと思う高校生です。成績も優秀であと1年後にはソウル大学の医学部に行くことで済州島から出ることを夢見ている学生です。
ヒョンは
ヨンジュと同じく済州島生まれで、同い年の高校生です。町の大人たちからは弱い男として見られますが、ヒョンは荒くてマッチョのような人が強いとは思っていない。愛している人を守ることが本当の強さと思っている。
この二人は幼い頃から毎日のようにあって、同じアパートの上の階・下の階で育った。いつの日からヒョンは、ヨンジュが友達と遊んで遅く帰る日には階段でヨンジュを待つようになった。雨も降り、試験も終わって気分がいいある夜、いつものようにヒョンは階段でヨンジュを待っていた。普段だったら恥ずかしくて逃げていたヒョンがその日だけは逃げず、ある一線を越えた。。。。
高校生である二人には受験もありし、家庭事情もあるけど、さらに二人の間で子供ができる。それにより悩む二人とそれぞれのお父さんたちが乗り越えて愛し合う話になります。子供と思う二人が大人より大人しく支えあい、逆境を乗り越えるストーリーが とてもよかったです。
チュンヒとウンギ

ヒョン・チュンヒ役の俳優コ・トゥシムさん
70歳の済州島の海女さんです。
口数少なく、仕事をするのも、人と関わるのも無難に優しい。町のみんなのこと気をかけるほど、優しい。しかし、息子たちを先立ちさせ、末子だけが陸地で幸せな家庭をもっている状況で、この末子のことがいつも心配です。

ソン・ウンギ役の俳優キ・ソユさん
チュンヒおばあちゃんの初孫です。
陸地のモクポというところでお父さんとお母さんと一緒に住んでいました。まだ同じ年の子よりは言葉も数えことも未熟です。踊るのが好きだが、恥ずかしがり屋で人の前には披露しない可愛い子です。
ウンギは済州島に対する記憶がなく、おばあちゃんも直接会うのは初めてですが、お父さんが仕事中に事故に出会い、済州島のおばあちゃん家に預けられました。当初2週間後に迎えに来ると言ったお母さんがなかなか来なく、それに心配するおばあちゃんチュンヒが陸地に訪れる。
そしたら、息子に何かあったことを知るとの話です。このストーリーではチュンヒの孫思いや息子思いが感じられる感情が特徴です。
ヨンオクとジョンジュン

ヨンオク役の俳優ハン・ジミンさん
明るく持てる新人海女さん
彼女は陸地から来た新人海女さんです。彼女は幼い頃に両親を失い、ダウン症を持つ姉がいます。その姉のことから逃げたくても逃げられない現実が嫌で、済州島にまで逃げてきた。
その済州島で出会う船長、ジョンジュンと出会う。彼とは将来をともにしたいけど、姉の存在を言うと逃げられると思い、一人で悩んでいる。

ヨンオク役の俳優キム・ウビンさん
34歳のイケメン船長。
心優しく、そこそこ能力もある船長。仕事に真剣に一生懸命に働くまじめな人。同じ船で仕事する新人海女さんヨンオクのことが気になる。
この二人付き合ってから出会うヨンオクの姉と出会い、ヨンオクから逃げるなら逃げてと言われるが、ダウン症を持つことが罪でもないし、そんな姉がいることも罪ではない。
みんな同じ人間だと言って将来も一緒であることを言う。そこで深まっていく二人の愛や、姉妹の愛が涙を流すストーリーです。
オクドンとドンソク

オクドン役の俳優キム・ヘジャさん
無口で、感情のない人に見えるオクトン
陸地のモクポ出身で、幼い頃に親を亡くして、妹と生きるために、他人の家事や食堂で働きながら生計を担ってきた。陸地で日雇いで仕事していた夫と一緒に済州島に移り一緒に過ごしたが、夫も台風で亡くなる。一人で息子ドンソクと娘を育てるために、娘と一緒に海女さんになった。水が怖いというのにも関わらず一緒に海女さん仕事をしたが、そこで娘も失う。
もう海女さんもなれず、仕事がない状況の時、夫の友達から一緒に住もうと誘いがあり、同居することになる。彼女には息子を飢え死にさせないために仕方ない決断だった。

ドンソク役の俳優イ・ビョンホンさん
母のことが理解できない・嫌いな40代のドンソク
トラックで過ごしながら、移動する八百屋を運営するドンソク。そういうドンソクは、娘は母に殺されたと思い、父が亡くなったとたん父の友達と同居する母がどうも理解できなく、憎い。
ストーリーのはじめ、がんを患うオクドンが、息子のドンソクに言わず過ごす。今までドンソクが早く自立させるために、冷たく接したヨンオクは、ドンソクにがんのことを言う。死ぬ前の最後になるだろうと直感していたか、父親(2番目)の命日に合わせ陸地に行こうとドンソクにお願いする。
当然母のこと納得できないドンソクは断っていたが、がんを患っている母を老いて、このままだと後悔すると忠告する町の人に圧され、一緒に陸地にいく。その中で、二人の誤解が打ち解けはじめるが、お互い謝ることも愛しているとも言い合えず。このストーリーが終わってしまいます。
このストーリーは親子の感情の変化と、思い込みが一つ一つ解けていく中での感情表現が涙腺を刺激します。
まとめ
ファンタジー、恋愛、復讐などの物語が多い韓国ドラマの中で、「私たちのブルース」は我々のお隣さんでもあり、家族でもあり、友達でもある人物の日常で起きる話を描くドラマです。
普通と思う日常の話にここまで感動したり、涙流すことができるんだと思えますので、Netflixにて一度見てみてください。


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